お水取りの場所を決める
お水取りは祐気取りと同じで、自宅から100キロ以上離れた吉方位で行います。
100キロ以上というのは年盤の作用が現れる距離なので、遠ければ遠いほど作用も強くなります。
ただし、遠すぎるとパワーが強すぎて副作用があると解釈する流派もあります。
流派により、多少の解釈は異なりますが、
年盤で吉方位を取った時の効果は方位により1年〜8年目に現れ、その後60年間作用すると言われています。
月盤の場合には、1か月〜8か月に現れ、その後60か月作用するということですので、
年盤の効果の大きさが分かると思います。
逆に、凶方位の作用も同じ期間だけ持続するわけですから、方位を正確に取ることが重要となります。
吉方位が複数ある場合、どの方角を選べばよいか?
本命星によって、吉方位が複数ある場合がありますが、
どの方位を選択するかは、自分の目標や願いごとによって決定します。
家族問題を解決したい、結婚したい、昇給したい、新しい事業を立ち上げたい等。
各方位には得意分野があるので、それに従って旅行先を決定します。
その方角に同じ得意分野のご利益を持つ神社にお参りすればさらに効果が倍増します。
お賽銭箱の前でお祈りするだけでなく、せっかくですので昇殿参拝をお勧めします。
昇殿参拝は、心願1件当たり3,000円〜5,000円でご祈祷していただけます。
御神酒やお守り、お札等もいただけますので、家の邪気払いにもなります。
*注意したいのは、1年以内にお水取りをした方位と反対の方位はお勧めできません。
エネルギーが反発し合ってしまうからです。
↓こちらの本には、初心者でも分かる吉方位旅行の極意&平成28年までの毎月の吉方位が掲載されています。
「吉方旅行改訂版」( 西谷泰人 )
お水取りに適した水
お水取りというのは、その土地のエネルギーを補給することが目的です。
ですから、お水そのものにパワーがなければなりません。
自然に湧出する湧水がベストです。 しかも、湧出ポイントから近いほど効果が高くなります。
いわゆる、パワースポットと呼ばれる景勝地や神社の境内に湧水があれば、パーフェクトです。
土地のエネルギーとの相乗効果が期待できます。
同じ水源でも、蛇口が設置されていたり、センサーで反応して水が流れるような場所では、
水のエネルギーが滞ってしまっているので、パワーは弱くなります。
また、井戸水はお水そのものが美味しくても、
湧出してから時間が経っており、パワーが弱いとされているのでお水取りに最適とは言えません。
もっとも、パワーの強い神社でしたら、
井戸水、場合によっては水道水であってもお水取りの効果は期待できます。
*有名な湧水スポットと言われる場所であっても、水質検査を実施しているとは限りませんので、
お腹の弱い方は生水のままの飲用は避け、煮沸してから飲用してください。
湧水スポットを調べる際の注意点
湧水スポットを調べる場合には、駐車場の有無、駐車場からの距離、湧水の水量、
山麓の場合には冬季に凍結していないか等もチェックする必要があります。
ペットボトルでしたら山道でも持ち運びは簡単ですが、
ポリタンク20L以上となると女性一人で持ち運ぶのは大変です。
駐車場の有無、駐車場からの距離は予め調べておく必要があります。
また、水量が少ない場所や、取水口の有無は予め調べておく必要があります。
岩の間から自然のまま湧き出ているような場所で、取水口から直接水を汲むことが難しい場合には、
予め漏斗や杓を用意しておく必要があります。
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漏斗 |
杓 |
湧水の場合には、直前の降水の影響を受けることは少ないですが、
湧出ポイントから離れた場所(水路を流れている水)である場合、
数日前に雨が降った影響で水質が低下している場合がありますので、その点は注意が必要です。
お水取りの作法omizutori-sapou
神社でお水取りをする場合には、初めに参拝をして、神様に御挨拶をします。
お水取りの具体的方法は、
まず、まずその場でコップ1杯程度のお水を飲みます。
1.8L以上(2Lのペットボトル)のお水を持ち帰り、
自宅に帰ってから毎朝コップ1杯程度、翌日から8日間かけてそのお水を飲み干します。
作法はそれだけです。
お水取りをした人が1.8L以上のお水を飲めば、残りは家族が飲んでも構いません。
また、せっかく美味しいお水を汲みに行くのだから、ポリタンクで汲んで来るのでも構いません。
有名な神社では、早朝から1000人以上の行列ができるので、
お一人様ペットボトル何個まで・・・等という制限がある場合があります。
ですが、山麓の穴場スポットでしたらポリタンク何個でも可能ですので、
是非、自分だけの秘密の湧水スポットを見つけてみてください。
名水スポットと呼ばれる湧水は、
飲んで良し、ご飯を炊いたりやお茶や料理に使っても一味違います。
お水取りのついでに祐気取りomizutori-yuukitori
お水取り旅行の日程と祐気取り
お水取りと神社のお参りは半日〜1日で終わりますが、
せっかく遠方に出かけるのですから、祐気取りも一緒に行えばパーフェクトになります。
祐気取りは、自宅から100キロ以上離れた吉方位に3泊4日以上滞在し、
その土地のエネルギーを存分に取り入れてくるという開運方法です。
その土地のエネルギーを取り入れるには、
天然温泉に浸かる、新鮮な地の素材をふんだんに取り入れた食事を取るのが手っ取り早い方法です。
宿泊先は、お水取りの出来る神社の境内に宿坊があればベストです。
また、お水取りの場所まで徒歩で行ける距離にあり、
かつ、天然温泉&源泉掛け流しの宿であれば神社と同様の効果を期待できます。
お水取りや神社の付近にこのような条件を満たす宿がない場合には、
日帰り入浴施設を利用することも可能です。
祐気取りでは「源泉掛け流し」の温泉であることが重要
お水取りでは、自然に湧出する湧水であることが重要なのと同様、
祐気取りにおいても温泉が「源泉掛け流し100%」であることが重要です。
「源泉掛け流し」の温泉か否かは、宿によって基準が異なりますが、
・放流式のみで循環なし、消毒なし、加水・加温なしが最高レベルで本物の「源泉掛け流し」
・源泉の温度が高い(低い)場合には加水・加温もやむなしが一般に言われる「源泉掛け流し」のレベル
→宿にある全ての浴槽でこれを満たす宿は全国的にもかなり少数です。
ですが、当サイトではこの基準を満たすか否かを重視しています。
・源泉の湧水量が少ないため、放流式と循環ろ過の併用で塩素なしでしたら、一応の合格点
・循環ろ過のみでも、塩素消毒ではなくイオン殺菌等であれば妥協できる範囲。
・循環ろ過のみ、塩素ありの温泉では祐気取りの効果は期待できません。
→いわゆる有名な温泉街はほとんどが循環ろ過併用です。
場合によっては塩素消毒が強めの宿も多くありますので、調べておく必要があります。
→全国の源泉掛け流しの温泉宿 →温泉の効能&効能別温泉地を選ぶ
お水取りに出かける時間がない場合omizutori-dekinai
お水取りができる日取りは1年に数日だけですので、
日程の都合がつかない場合も多いと思います。
その時には、お水取りの代替手段として、
吉方位の湧水(ミネラルウォーター)を取り寄せます。
お水取りの要は、吉方位の水のエネルギーを取り入れることですので、
名水の産地として知られる、煮沸処理をしていないミネラルウォーターで代替することも可能です。
本来ならば、遠方の海外に出かけて祐気取りをしなければならなくなった場合でも、
この方法であれば、数千キロ離れた海外に出かける効果の何割かは期待できます。
実際に私も、ハワイ、アラスカ、ヨーロッパアルプスのミネラルウォーターを
取り寄せて代替することがあります。
→海外の吉方位の調べ方は
「吉方位の調べ方」の一番下をご覧ください。
→
「ミネラルウォーターでお水取り」